社員インタビュー

INTERVIEW

社内外からの知見に
刺激を受けながら興味関心の
アンテナを張り続けていく。

日仏貿易株式会社
日仏貿易株式会社

日仏貿易株式会社
ビジネスサポート部

岩切 翠 MIDORI IWAKIRI

デジタルの知識と、語学力を活かした職場

美大出身だったので、前職はパッケージデザイナーとしてメーカーで働いていました。その時にデジタル関係が得意なことを認められ、自社ECサイトの管理を任された経験があります。デジタルマーケティングはゼロからのスタートでしたが、自分が持っている知識の中で工夫しながら行った施策によって170%の売上アップにつなげることができました。結果がダイレクトに数字として表れたことがおもしろく、それが仕事のやりがいにつながり、転職の際にはデジタルマーケティングができる職場を意識して探すことに。さらに前職退職後、2年間カナダに留学したので、この選択肢に“語学力を活かす”が加わりました。日仏貿易に興味をもったのは、語学力が活かすことができる商社であること、さらにデジタル領域の実績があまりなく、これから力を入れていくという方針から、自分の力を発揮できると確信したからです。実際、ヨーロッパを中心とした食品ブランドを取り扱っている商社で、とても刺激を受ける会社だと感じています。

結果が数字で見えることが、やりがいにつながる

現在担当している業務は、消費者向けのデジタルマーケティングです。取り扱っているブランドの認知を向上させるのが大きな目的で、ブランドごとにインスタグラムなどのSNSアカウントを運用しています。ブランドは30以上あり、SNSのアカウントは10ほど。ブランドによってターゲットを設定し、魅力訴求方法など工夫し、予算内でどれほどの効果を生み出していくのか日々検討しながら運用しています。イタリアのオーガニックブランドの「アルチェネロ」を例に挙げると、パスタや調味料などの商品を使ったレシピを魅力的な写真とともに定期的に紹介しています。すべてのブランドを2名の担当者でまわしているので大変な時もありますが、デジタルマーケティングはリーチした人が数字として具体的に確認でき、どんな人が、どんな記事を好んで見ているのか、把握して、分析することもできます。時には広告などペイドメディアを使い、インフルエンサーに依頼してブランドを取り上げてもらうなど、さまざまな工夫が求められます。結果が数字に出るものなので、ある意味プレッシャーでもありますが、企画や仕掛けによって、そのプロモーションが“動いている”ことが目に見える仕事です。以前アーティストとコラボした飲料水のキャンペーンでは、サイトにアクセスが集中してダウンしてしまうくらいの反響を生んだことも。その時はさすがにあせりましたが、それだけプロモーションが“動いている”と、やりがいを感じました。ふだんの生活の中で、なにげなくふれている情報でも、“これは仕事に活かせるのでは”いう視点でついつい見てしまいます。職業病、ですね。

小さなチームからはじまった取り組みを大きくしたい

商社としてブランドの商品を業務店などに卸していますが、プロモーションの相手はそれを食べたり、飲んだり、使ったりする消費者、つまり生活者です。SNSの施策によって魅力を訴求し、購入の動機づけを行うなど、お店でその商品を手に取るまで誘導する役割があります。デジタルマーケティングについては後進的な会社ではあったもののBtoCだけに関わらず、今後はBtoBにおいても注力する計画です。プロダクト&マーケティング課内の小さなチームからはじまったこの取り組みを、プロモーションの中心に据えられるような部署にするのが私の目標です。そのためには、パワーコンテンツである動画にもチャレンジし、社内外のブレーンの知見から学びながら、新しい取り組みにつなげていきたいと考えています。職場の雰囲気は、良い意味で“放任主義”。当然のことながら、YouTubeやインスタグラムで注目されているコンテンツなどをチェックしておくことが必要ですし、またブランドの目的やめざす将来の姿など、考え方を把握することも求められます。ポイント、ポイントで確認は入りますが、基本的には任せてもらっています。責任はその分大きくなりますが、自分の裁量によって新しいことにチャレンジもできるのでやりがいを感じています。さらに、業務はネット環境さえ整っていればどこでもできるので、2週間に1日程度の出社がありますが、基本リモートワーク。働き方も自分の裁量しだいで、趣味や好きなことに打ち込む時間もつくりやすい。ちなみに私の場合は、週3回のジム通いを続けています。

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